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2022/01/25 22:01
こんにちは。tamasalonです。
今回は、温泉やお茶で有名な佐賀県嬉野市の陶磁器【肥前吉田焼】で生まれた磁器ブランド224porcelain (224ポーセリン)についてご紹介いたします。
肥前吉田焼の歴史
かつて佐賀・長崎にまたがる地域は「肥前」と呼ばれていました。
この地域は有田焼や伊万里焼、波佐見焼など、現在も多くの著名な窯元が残る日本有数の陶磁器の産地です。
その一つである「肥前吉田焼」は、佐賀県嬉野市の吉田地区でつくられています。
肥前吉田の開窯は今から400 年以上も遡り、歴史のある窯元です。
しかし、有田焼や伊万里焼ほどの知名度はありません。おそらく多くの方にとって、あまり馴染みがないのではないでしょうか。
大きな理由は、地理的に佐賀の有田や長崎の波佐見に近く、それらの下請けとして長い間その技術を影で磨いてきたからです。
そのため「肥前吉田焼」は知る人ぞ知る陶磁器ブランドとなっています。
肥前吉田焼の特徴
肥前吉田焼には、有田焼の絵付けのような独自の「様式」がありません。
これは有田焼や伊万里焼など著名な産地の下請けとして技術を磨いてきた歴史の裏返しかもしれません。
逆に、この「決まった様式がない」ことこそが、肥前吉田焼の最大の特徴になっています。
224porcelain(224ポーセリン)
肥前吉田には、大小様々な窯元がありますが、「肥前吉田焼」を全国に広めたと言われているのが224porcelain です。
特徴
224porcelainは、肥前吉田焼の長い歴史で培った技術を下地としながらも、これまでの価値観にとらわれることなく、新しいものづくりにチャレンジしています。
プロダクトデザインという切り口に着目し、廃版にしないデザインはどうあるべきかと「商品を永くつくる」ことを追及。
シンプルでユニークな造形、デザイナーやブランドとの共作など、「新しい肥前吉田焼」の可能性に取り組んでいる磁器ブランドです。
PROJECT
224porcelainの特徴の一つに、様々なデザイナーやブランドとのコラボレーションがあります。
いくつかコラボレーションの例をご紹介いたします。
モノヲト
「音と暮らす」をコンセプトにサウンドデザイナーの日山 豪氏とのコラボレーションで作成した品です。
カップを傾けるとそこに”音”が生まれます。
主張するわけでなく、場に寄り添った、儚くも心地よい音が特徴です。
2245
陶芸家・岡晋吾さん監修による器の制作に参加しました。
224porcelain〈224〉と、岡晋吾さんの名前・しんご〈45〉で、2245と名付けた商品ブランドです。
フレグランスアクセサリー
日本香堂と共同開発した、「香り」を身につける新感覚のアクセサリーです。
香料を吸い込む多孔質セラミックで制作したアクセサリー(ブローチ、イヤリング、ピアス、カフス)に、お気に入りの香りのオイルを塗布して利用する新しいフレグランスの形を提案しました。
NPO法人ソシオの杜との関係
実は、224porcelain 様の陶磁器は、tamasalonとの関係の深い【NPO法人ソシオの杜】がご用意した「ふるさと納税返礼品」となっています✨
嬉野市に縁のあるNPOスタッフが、肥前吉田焼を全国に発信したいと考え、224porcelain 様へご相談し、返礼品として取り扱わせていただくこととなりました。
よろしければ、ふるさと納税を通して、素敵な陶磁器に触れてみませんか?
ふるさと納税を活用したNPO支援制度についてはこちらをご覧ください。
https://www.alba0326.com/entry/2021/11/19/203000
佐賀県NPO支援のふるさと納税で選べるお礼の品一覧 | ふるさとチョイス
今回の記事をとおして、肥前吉田焼にご興味をお持ちいただけましたら幸いです。
224porcelain 様の公式サイトはこちら